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access_time2021年5月8日

マンションでよく聞くRCとSRCって??


  マンションでよく聞くRCとSRC って?? 

 

マンションといっても1種類ではなく、構造ごとに種類がございます。

ただ”マンション”、と聞くとコンクリート造りをイメージする方も多いのではないでしょうか?

物件情報を見ていると構造の部分にはRCやSRCと記載されていますよね!

ではこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか?

今回は鉄筋コンクリート造りのRC造とSRC造についてご紹介いたします。


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 RC造とは 

RC造は「鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete Construction)の略です。

コンクリート内部を鉄筋で強化しているためこのように呼ばれます。

コンクリートと聞くと頑丈なイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、コンクリートだけですと耐久性は意外と高くありません。

そこでマンションでは鉄筋を入れたRC造は「変形のしにくさ」が長所と言われています。

 

 SRC造とは 

SRC造は「鉄骨鉄筋コンクリート構造(Steel Reinforced Concrete Construction)」の略です。

名前から気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントは先程ご紹介したRC造に鉄骨を加えている点です。

RC造の長所である「変形のしにくさ」と、鉄骨造の長所である「しなやかさ」を併せ持っているのが特徴です。

 

 それぞれの違い 

どちらも耐久性、耐火性、耐震性が高く、極端な違いはありません。

しっかりと設計されていれば寿命は約50年と言われています。

鉄骨がない分だけRC造の方が一般的には設計の自由度が高く、建設コストも安く済みます。

逆にSRC造はコンクリートを鉄筋で囲っているゆえに、RC造のデメリットである揺れへの弱さをカバーしています。

しかし作業工程が複雑化し、鉄筋の分だけRC造よりもさらに建物の重量・建設コストが高くなります。

 

以前は高層マンションではSRC造、その他の中階層クラスではRC造が一般的でした。

しかし建設コストの高さが賃貸物件の場合は賃料にも影響するためか、技術の進歩も相まって

高層マンションでもRC造が増えつつあります。

 

 

RC造とSRC造の違いはマンション選びにおいて決定的な違いにはならないかもしれません。

しかし知っておくことでより良いマンション選びの一助となれたら幸いです。


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