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2020年9月の投稿一覧

access_time2021年1月5日

不動産を買うときにかかる費用 ~不動産取得税と軽減措置~


 不動産を買うときにかかる費用

~不動産取得税と軽減措置~ 


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不動産を購入した場合や、相続を除き贈与などによって取得した不動産には不動産取得税がかかります。

 

毎年かかる固定資産税とは異なり、不動産取得税は購入時の一度だけかかる税金です。

購入・取得の際にはかかってくる税金も視野に入れて検討をしていきましょう。

 

 

今回は不動産購入時にかかる不動産取得税と税金の軽減措置について

ご紹介させていただきます。

 

 

  不動産取得税とは? 

不動産取得税とは前段にも記載した通り、不動産を購入した場合や取得した場合にかかる税金のことです。

では、実際にどれくらいの額が税金として定められているのでしょうか。

 

この不動産取得税というのは

固定資産税評価額×税率で定められます。

 

不動産取得税を計算する場合の課税標準額は、固定資産税評価額によることが原則であり、実際の売買価格などではありません。

そして、固定資産税評価額に税率をかけて税額を算出します。

税率は現行法上では以下のようになっています。

 

Ⅰ 2021331日までに不動産を取得した場合

土地 3

住宅 3

住宅以外の家屋 4

 

Ⅱ 202141日以降に不動産を取得した場合

土地・家屋とも 4% (住宅、非住宅を問わず)

 

 

 個人の住宅取得に手厚い軽減措置 

これだけですと購入に際しても税金がかかってしまうのかと思われがちですが、

個人が購入する住宅に関しては不動産所得税がなるべくかからないように一部に軽減措置が取られています。該当する条件は以下の通りです。

 

Ⅰ新築の場合

・床面積が50平方メートル以上240平方メートル以下の住宅を取得した場合

 

Ⅱ中古の場合

・個人が自己の居住用(またはセカンドハウス)として取得したもの

198211日以後に新築されたもの(固定資産課税台帳に記載された新築日で判断)

1981年(昭和56年)1231日以前に新築されたもので新耐震基準に適合していることの証明がなされたもの

19811231日以前に新築されたもので、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入したもの(201341日以降の取得にかぎる)

・家屋の取得後6か月以内に一定の手続きにより耐震改修工事を実施し、所定の証明を受けたもの(201441日以降の取得にかぎる)

・床面積が50平方メートル以上240平方メートル以下のもの

※中古物件の場合は建てられた時期によって控除額が異なります。

 

 

以上の条件から見ても個人用での取得であれば控除対象の幅が広いことが分かります。

一般的な住宅を購入する際は不動産取得税をあまり意識する必要はなく、

しいて言うならば1976年以前に建てられた建物を中古で購入するときには、注意が必要と言えます。

購入の際には条件に該当するか、適用を受けられるか確認をするのがおすすめです。


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今回は以上となります。

土地・建物の購入や所有にあたっては固定資産税や今回紹介した不動産所得税など様々な税金がかかりますが、個人の居住用であれば購入時に大幅な減税を受けることが可能です。


不動産の購入に関して、ご不明点やお悩みなどがあれば

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

access_time2021年5月8日

ホームインスペクションとは?


 ホームインスペクションとは? 


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20184月より、中古住宅取引の際にある説明が義務化されたのですが、

それは何かご存知でしょうか。

 

20165月に宅地建物取引法が改正され、20184月より建物状況調査と呼ばれる"ホームインスペクション"を受けたケースがあるかどうか、または今後実施する予定はあるのかどうかについて説明をすることが義務化されました。

 

今回はホームインスペクションについて、背景と役割についてご説明させていただきます。

 


ホームインスペクションとは

建物現状調査のことをホームインスペクションと呼びますが、実際の作業としては非破壊の目視調査になります。

なので、目視で確認できる部分は調査が可能ですが、壁や天井裏、床下など隠れている部分に関しては確認することができないため調査といえども完全に網羅しているわけではありません。

ですが、外観から建物全体の状態を推測することは可能ですので、

売買の判断材料として中古住宅の取引をより安心なものにするためにも調査の必要性に一定の価値はあると言えるでしょう。

 

 

なぜ中古住宅だけ義務化されたのか

住宅の売買において、新築住宅であれば、構造上の主要部分や外壁などの雨水の侵入を防止する部分に関しては10年の保証が義務付けられています。

また、工務店やハウスメーカーによっては仕上げ・設備などには12年程度の短期の保証を付けることが可能です。

完成したばかりで引き渡されるわけですから、すぐに修繕が必要となることはまずないでしょう。

ですが、中古住宅の場合はすでに建てられてから年月を重ねるごとに劣化が進んでいることや、物件によっても劣化の進み具合も異なります。

そのため、状況が分からないまま引き渡しを行ってトラブルになるケースを減らすため、

売買に出されている中古物件が調査がされているのかいないのか、

またどのような状態であるのかという調査結果を知るということは消費者契約上において非常に重要な説明義務であるのではないでしょうか。


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改正法では、ホームインスペクションを説明することが義務化されましたが、

実施されていない場合は住宅診断士などに相談をするとよいでしょう。

損をしない買い物をするためには第三者的視点を持っている会社を選ぶようにしましょう。

中古住宅を購入する際にはこうした義務を活用し情報収集に努めましょう。

 

 

マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

access_time2021年4月16日

スキップフロア型マンション エレベーターが停止しない階


 スキップフロア型マンション エレベーターが停止しない階 

 

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スキップフロア型マンションを皆様ご存じでしょうか?


新築マンションではバリアフリー新法に則ったマンションの構造設計がなされるようになったため、

スキップフロア型マンションを見ることはほとんど無くなりました。

そのため中古マンションでは ”エレベーターがあるものの、各階に停止しないマンション” を目にすることがあるかもしれません。

 

今回はエレベーターが各階に止まらない「スキップフロア型マンション」のメリットとデメリットについてご紹介させていただきます!

 

室内のスキップフロアや階段の関連記事はこちらから!


 

「スキップフロア型マンション」とは

スキップフロア型マンションでは、エレベーターはあるものの、すべてのフロアには停止しません。


例えば10階建てのマンションで、1階、3階、6階、9階に停止する設定の場合、

2階、4階、5階、7階、8階、10階には停止しません。


そのためエレベーターを使用する場合は、近いフロアまで階段で移動して使用する、というような形をとっています。

例)お住まいが7階の場合は9階までエレベーターで上がって、階段で降りる、もしくは6階までエレベーターで上がって階段を上がる。


一見使いづらいようにも感じますが、エレベーターが止まらないことによるメリットも多く存在します!

 

 

 「スキップフロア型マンション」のメリット 


・住戸面積が広がる

エレベーターが停止しないフロアには、共用廊下が不要になります。

共用廊下として使用していた部分を部屋の一部として活用することができるので、同じ建物の中でもエレベーターが停止するフロアに比べて専有面積を広く取ることができます。

 

・住居環境が向上する

こちらも共用廊下が不要になることで建物の端まで住居として使用できるようになるため、

共用廊下側にバルコニーを設置することができ、風通しを良くしたり採光を得やすくなるというメリットがあります。

 

・プライバシーが確保される

エレベーターが全フロア停止する建物に比べ、立ち入りが限られるようになるのでプライバシーを確保することができます。

共用廊下を通る人の気配や音を気にせず生活できるという利点があります。

 

 

いかがでしたか。

スキップフロア型を採用する中古マンションはリノベーションされる物件も増えてきており、近年セキュリティやプライバシーに関する設備を重要視する入居者が増えてきていることから一定のニーズはあるといえるのではないでしょうか。


ただしエレベーターが停止しないフロアは階段を使って昇り降りしなくてはならないので、若いうちは階段に抵抗がなかったとしても年を重ねると辛くなってくることもあるかもしれません。


こうしたメリットデメリットがありますが、住むにあたってどのような点を重視するのかによってはエレベーターが停止しないフロアのお部屋が快適に過ごせる物件となるかもしれません。


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マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

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access_time2021年4月16日

節税対策にもなる!夫婦共有名義でマイホームを購入するメリット・デメリット


 節税対策にもなる!

 夫婦共有名義でマイホームを購入するメリット・デメリット 

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マイホームを購入する際に夫婦共有名義にする方法があります。

実は共働きのご家庭でそれぞれでお金を出し合って購入し、共有名義とする場合が増えています。

今回は節税対策にもなる夫婦共有名義でマイホームを購入するメリット・デメリットをご紹介いたします。

 

 

共有名義ってどのような状態?                                                                        

マイホームなどの不動産は購入の際に、司法書士に依頼して登記簿に所有者の権利を登記してもらいます。

重要なのは登記簿上でのそれぞれの出資額です。

例えば4000万円の物件で夫が4000万円全額を出資しても、出資比率を50%ずつで記載すればちょうど半分ずつの共有名義物件となります。

この時妻が出資した分として記載される物件の50%にあたる2000万円は、夫から妻に「贈与した」扱いとなります。

 


 共有名義にするだけ節税効果!

夫婦共有名義するメリットはいくつかありますが、最も大きいのは節税効果ではないでしょうか。

夫婦共有名義で登記すると夫婦それぞれの収入に対して住宅ローン控除を受けることができます。

■住宅ローン控除とは...住宅ローン利用から10年間、ローンの年末残高の約1%を毎年控除できる制度です。


控除されるのは所得税と住民税であり、夫婦が共働きで共有名義にした場合、夫と妻それぞれの所得税・住民税に対して住宅ローン控除が適用されるため、単独名義の時以上の節税効果があります。

他にも居住用として購入していた物件を譲渡した場合や、マイホームを新たに買換え・交換を行った場合などの税制上の優遇措置を、夫婦それぞれに適用できます。

 


 安易に飛びついてはいけない

ではマイホームを購入の際は”絶対に夫婦共有名義にすればよいのか”と言えば違います。

共有名義にした際に最もリスクとなるのは離婚です。

共有名義の物件は財産上、夫婦別々の財産として扱われます。

つまりどちらか一方がマイホームを出て行くことにしたとしても、財産上は保有していることになるためローンの支払いなど変わらず継続されます。

また売却をしようと考えても一方の考えだけでは売却を行うことはできません。


他にも夫婦どちらかが仕事を退職された場合にもデメリットとなり得ます。

それは退職後に退職金や退職した側のこれまでの貯金などを使って返済しない場合です。

この場合は仕事を続けている配偶者側が立て替えていると考えられますが、そのローン返済は「配偶者への贈与」とみなされ、贈与税がかかります。

財産が正確に分散されている分、このような点に注意は必要です。


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共有名義は住宅ローン控除を含め様々な税制上のメリットを持つものの、

デメリットもないわけではありません。

特に共働きの夫婦は今後も共働きを続けていくのかなど

ライフプランを話し合っておくと良いかもしれません。



マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

 

 

 

access_time2021年3月26日

意識しよう!周辺施設の位置関係


意識しよう!周辺施設の位置関係 


住まいを探していると、ついついその物件自体のことばかりを考えてしまいがちです。

しかし実際に暮らしていく中で快適な生活というのは周辺の施設や環境の影響も受けます。


今回は周辺環境についてご紹介いたします。 


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絶対にかかせない!駅との位置関係


通勤に電車を利用する方にとって、物件選びの際に最も”駅”を気にされるのではないでしょうか?

実際、資産価値は最寄駅からの距離など立地条件による部分も大きくあります。

しかし他にも駅との関係で意識すべきことはいくつかあります。

 

・最寄駅までの夜の暗さ:街灯、人通り

・最寄駅までの歩きやすさ:車の交通量、歩道が有無

・最寄り駅までに通る施設

・駅前の雰囲気:駅前の施設

・電車・バスの便利さ

・駅前駐輪場:駅からの距離、空き状況(抽選の有無)、料金など

 

特に日中か夜中か、平日か土日かなどで周辺環境は大きく変わることも。

すべての時間帯を網羅することは難しいことですので、そこは情報量のある不動産会社に直接聞いてみたり、

実際に歩いてみたりするとよいでしょう。


 




意外と利用する公共施設との位置関係


普段から定期的に利用する方は多くないかもしれませんが、遠いと不便なのが役所や公民館などの公共施設です。

公共施設との位置関係は知っておいて損はないでしょう。

お子さんがいらっしゃる方であれば公園や小学校などまでの距離も気になるでしょう。

学校については学区を確認しておかないと歩いて30分ほどかかるような遠いエリアの場合もあります。

事前にしっかりと調べておきたいポイントです。

 




生活インフラとなる商業施設との位置関係


購入後の生活を意識して考えていらっしゃる方にとっては最も気になる点かもしれません。

ここでは実際の生活を想像して普段から自分がどんな施設を利用しているか、

近くにあると便利だと思う施設を想像してみましょう。


都心の物件でも住宅街にはコンビニやスーパーが近くになかったり、あっても歩くと結構距離がある...なんてことも。


主に必要・便利といわれている施設を以下のようなものです。

    ・日用品:スーパー、コンビニ、ドラッグストア、100円ショップ

    ・飲食:弁当屋、総菜屋、テイクアウトのお店(ファストフードなど)、定食屋




 




ちょっとした時、いざという時にあると助かる施設との位置関係


これまで紹介した施設以外でもよく利用される施設ですとクリーニング屋、郵便局、銀行など知っておくべき施設で挙げられます。

さらに万が一の場合に備えて病院、クリニックは知っておくべきです。

でも内科、歯科、耳鼻科は利用頻度も比較的高いため確認すべきです。

毎日利用するものではないのですが、いざというときに近くにないと不便と感じるでしょう。






いかがでしょうか?

資産価値を考えれば立地が肝となるのは間違いありません。

しかし実際の生活で本当に価値を感じるマンションを選ぶには、周辺施設に目を配ることも大切です。


マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽にバレッグスにご相談ください!

 

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access_time2021年5月10日

二世帯家族の新しい生活の形、二世帯マンションについて


  二世帯家族の新しい生活の形、二世帯マンションについて 


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二世帯住宅と言えば聞き覚えのある方も少なくないのではないでしょうか。

自分で家を建てるよりも金銭面での負担が少なかったり、子どもの世話や家事などを協力し合えるというメリットがありました。

しかし近年は核家族化も進んでいるため、減少していると言われています。

今回は二世帯住宅のメリットを残しつつの新しいマンション暮らし、二世帯マンションについてご紹介いたします。

 

二世帯マンションとは

二世帯マンションと一概に言ってもタイプごとに3つに分かれています。

 

・部屋が繋がっている同居型

・玄関のみ繋がっており部屋は隣同士の隣接型

・部屋は完全独立しており同じマンションではあるが部屋は隣接していない近居型

 

二世帯住宅では同じ建物の1階と2階で分かれている場合は多いですが、マンションであれば水回りなどは部屋ごとに完備されているため、

どの型でもそれぞれが独立して生活することができます。

二世帯マンションは親の介護や子育てといった観点で近年注目されています。

  

 二世帯マンションのメリット 

では二世帯マンションではどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

資金面の負担が減る

二世帯マンションは二世帯住宅同様購入時の資金や生活費を分け合うことができます。

さらに二世帯マンションは戸建とは異なり、土地の購入をする必要がないため購入時の総費用が安く済みます。

 

介護や育児での協力がしやすい

二世帯住宅同様、核家族化に伴って近年問題となってきた親の介護や育児の問題も

二世帯で暮らすことによって解決できるかもしれません。

 

マンションの充実した共用施設を利用できる

二世帯マンションであれば、戸建にはないマンションの共用施設をもちろん利用することができます。

共用施設についての詳しい説明は以下の記事をご覧下さい。

 

過去コラム:意外と便利!マンションの多種多様な共用施設~その1~

過去コラム:意外と便利!マンションの多種多様な共用施設~その2

 

賃貸物件として売却がしやすい

二世帯住宅にはない、近居型の二世帯マンションならではのメリットです。

二世帯住宅は売却の際に売り手がつきにくい傾向がありますが、

二世帯マンション、特に近居型では独立した2部屋物件として貸し出すこともできます。

 

 

 二世帯マンションのデメリット 

二世帯マンションのデメリットとしては二世帯住宅同様プライベートがないことやライフスタイルの違いなどが挙げられます。

血の繋がった親子でも異なる上に2つの夫婦となると元々は他人同士です。

事前に両家族できちんと話し合って約束事を決めることが大切です。


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いかがでしょうか。

近年問題視されている介護や育児の問題を解決しつつ、

戸建よりも気軽にできる二世帯マンション暮らし、検討してみてはいかがでしょうか。

 

マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

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access_time2021年5月10日

住宅ローン借入れ時に聞く団体信用生命保険とは?


   住宅ローン借入れ時に聞く団体信用生命保険とは? 

 

マンションを購入するとなると多額の費用が発生するため、住宅ローンの利用を検討する人が多いでしょう。

その時借り入れ条件として団体信用生命保険への加入を必要とするものも少なくありません。

では団体信用生命保険とは何なのでしょうか。今回はこちらについてご紹介いたします。

 

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団体信用生命保険とは

団体信用生命保険とは全国信用保証協会連合会によると

「信用保証協会からの債務保証を伴って融資を受けた債務者が、

その債務を全額返済されないうちに死亡もしくは所定の高度障害といった不測の事態に陥られた場合に

一般社団法人全国信用保証協会連合会が生命保険会社から受取る保険金をもとに、金融機関に対する債務を弁済することにより、

事業の維持安定とともに、ご家族の安心を図ることを目的とした制度です。」

 

つまり住宅ローン利用者限定の生命保険です。

自分が死亡や高度障害を患う等万が一のことがあった時に、本人に代わって生命保険会社が残りの住宅ローンを支払います。

万が一の場合でもそのマンションでの暮らしは担保されるというわけです。

 

しかもこの保険は比較的保険料が割安で、加入時の年齢による保険料の差がありません。

一般的に、生命保険は加入時の年齢が高いほど保険料が上がるので、住宅購入時の年齢が高ければ高いほど、団体信用生命保険のメリットは大きくなります。

 

 

特約つきの保険なら七大疾病までカバーできる

先述通り団体信用生命保険は死亡や高度障害の場合にのみ保証が適用されます。

そこでより広い範囲をカバーするために、三大疾病や七大疾病までもカバーする特約つきの保険も用意されています。

 

カバーできる範囲が広くなればなるほど、保険料は高くなるため一般的な保険と同様、

自分の考えと照らし合わせてどこまでカバーしてくれる団体信用生命保険を選ぶかを決めましょう。

 


借入れ条件に含まれる=健康であることが担保

民間金融機関の多くは、団体信用生命保険の加入を住宅ローン借入れの条件としています。

この場合には、保険料は金利に含まれており、別途に保険料支払いは発生しません。

 

しかし保険の加入が借入れの条件であることはすなわち自分の健康状態が良好で、生命保険に加入できる状態であることが必須ということになります。

マンションの購入にはその時の資金だけでなく、将来的に返済が可能と見込める健康状態であることを示す必要があります。


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いかがでしょうか?

住宅ローンの返済は10年、20年あるいは30年と長期に続くものです。

万が一はあまり考えたくないと思いますが想定できるリスクはできるだけ避けたいですよね。

 

マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

 

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access_time2021年4月9日

車を利用するなら知っておきたい、マンションの駐車場


 車を利用するなら知っておきたい


マンションの駐車場 

 


通勤や日常生活で車を利用する人にとって欠かせないのが”駐車場”です。

駐車場といっても種類は様々、それぞれメリット、デメリットがございます。

今回はマンションの駐車場についてご紹介させていただきます。

 

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駐車場の種類

一口に駐車場と言ってもいくつかのタイプの駐車場があります。

①平置き式駐車場

②自走式駐車場

③機械式駐車場


乗降が楽なものや車が風雨の影響を受けないようにしてくれるものがあります。

駐車場は費用面でもマンションの購入時に上乗せされることになるので、

どんなタイプなのか、費用はどのくらいかかかるのかを見ておくと良いでしょう。

 

①平置き式駐車場

平置き式駐車場は最も一般的な白線が引いてあるだけの駐車場です。

駐車場の中では最も費用が安く済みますが、広い敷地が必要となります。

高級マンションでは地下に広い敷地で設置されていることもありますが、マンションの外に用意されている場合や、住人全員分は用意されていない場合が多くあります。


メリット:車種、車の大きさを気にしなくていい。出し入れがスムーズにできる。維持費用が最も安く済む。

デメリット:屋根がないタイプが多く、車が汚れやすい。駐車可能台数が少ない。

 

②自走式駐車場

自走式駐車場は平置き式駐車場が何層かに積み上がった形状の駐車場です。

大型の商業施設の駐車場はこの形状ですのでイメージしやすいかと思います。

駐車場の最上階でなければ地下ほどではなくとも、雨や雪の影響は受けづらいです。

しかし平置き式と比べると駐車までの移動が多く手間がかかってしまう場合もあります。

大型のマンションではマンションと別の建物で用意されていることが多いです。

た自走式駐車場は1階より2階、3階と上階のほうが費用が安くなります。

 

 メリット:最上階でなければ屋根があるので、車が汚れにくい。雨の日に濡れながら車から乗り降りしない。車種、車の大きさを気にしなくていい。

デメリット:階数によっては出し入れに時間がかかる。


③機械式駐車場

機械式駐車場はマンションの上や地下などを利用し、敷地内の狭い駐車場スペースでもより多くの車を停めることができます。

狭い土地を有効活用できる方法として都心のマンションで最近よく導入されています。

難の面でも同じ場所に収納されるため最も安全といえます。

しかし、車の駐車位置にもよりますが、出入庫に時間がかかってしまいます。

機械ですので維持管理の費用も他の2タイプに比べると割高になってしまいます。


メリット:盗難などの被害にあいにくい。屋根があるので汚れにくい。他の車にぶつかられるリスクがない。

デメリット:維持費用がかかる。機械式なので出し入れに時間がかかる。駐車できる車のサイズや重量に制限がある。 

 




近年は車離れが進んでいると言われており、すべてのマンションが駐車場つきではありません。

駐車場は自身が車をどう管理したいかによって優先順位が変わります。

雨ざらしにしたくなく盗難の心配がない方が良い、駐車場はとにかく費用面を抑えたい、など考え方は人それぞれです。


なたの希望に合ったマンションを駐車場から見てみてはいかがでしょうか?


マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

 

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access_time2021年6月12日

知っておこう、マンション管理で必須の修繕積立金


 知っておこう、マンション管理で必須の修繕積立金 

 

マンションは経年で老朽化していくため修繕が必要となります。

その時のため支払いが必要となるのが修繕費積立金です。

マンションを長期的に管理・維持していくためには必須となりますので今回は修繕積立金についてご紹介いたします。

 

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なぜ積み立てておくのか?

修繕積立金は基本的にはマンションの共用部分の修繕にかかる費用として予め積み立てておくものです。

マンションには経年劣化がつきものですが、その修繕費は高額です。

そのため将来の修繕に備えて資金を積み立てておく必要があります。

近年分譲された新築マンションでは修繕工事項目と、周期を明らかにした長期修繕計画を立てているマンションが多く、

修繕積立金も計画に基づいて積み立てられています。

維持保全以外でもマンションによっては、エントランスのオートロックや宅配ボックスの設置等のマンションのグレードアップに使用する場合もあります。

 

 

積み立ての方法は?

積み立ての方法は長期修繕計画に基づいて決まりますが、

一般的には....

・毎年一定額を徴収する方式

・当初の負担を軽減するため、一定期間ごとに段階的に増額する方式

・一時金を徴収する方式

などがあります。


高額な修繕積立金を一度に徴収するとなると各家庭にとって負担になりやすいため、定額制が多く採用されています。

ただし、物価の変動や老朽化の進行度によって当初の計画通りとはならない場合もあるため、修繕積立金を増額せざるを得ない場合もあります。

修繕計画は一定期間ごとに見直すのが望ましいでしょう。

 

 

修繕積立金の目安は?

修繕積立金の目安は修繕にかかる費用予想に依存します。

そのためマンションの築年数や立地、規模等によって異なります。

特に築年数の経過しているマンションほど修繕の頻度が短く、修繕の必要な範囲が広くなるため、修繕費が高くなりやすい傾向にあります。



平成23年に国土交通省が作成した「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」では、

15階未満の場合は建築延べ床面積によっても1㎡辺りの費用平均が異なります。


新築マンションの場合は分譲会社が販売をしやすくする為に、初年度から数年にかけて、修繕積立金を安く設定していることもあります。

この場合は後から段階的に増額しますので、将来の増額の予定がないか事前に確認しましょう。


マンションによっては、長期修繕計画書というものがあり、向こう何十年もの期間にどのくらいの修繕が必要になるか、工事内容、時期、費用、修繕積立金増額予定が記されておりますので、長期修繕計画書があるか購入の契約前に必ず確認しましょう。



 

いかかでしょうか?

マンションの価値を維持していく上で修繕は必要不可欠です。

その負担を加味して購入を検討してみましょう。



マンションの購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、

ぜひお気軽に弊社にご相談ください!

 

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access_time2021年4月9日

マンション1階住まいだけの醍醐味、専用庭とは


   マンション1階住まいだけの醍醐味、専用庭とは  

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以前マンション最上階のメリット・デメリットについてご紹介しました。

過去コラム:一度は憧れる高層マンション最上階のメリットとデメリット


やはりマンションの最上階に憧れている方は少なからずいらっしゃるようですね。

最上階ならではのメリットもございますが、1階にも勿論メリットはございます!


今回は1階住まいだけの特権、” 専用庭 ”についてご紹介します!


 自宅で毎日生活で自然を感じられる 

マンション暮らしというと自然を感じられないというイメージをお持ちかもしれません。

実際、上の階になればなるほど眺望を臨むことはできても、近くで自然を感じることは難しくなります。

しかし専用庭のあるマンションでは、庭の色づき方が季節ごとに変わるため、日常生活の中で四季折々を感じることができます。

さらにベランダでのガーデニングと異なり、重量制限がない広い空間がある場合が多いため、一般的なマンションの他の部屋に比べて自由度高く楽しみ事ができます。

そのため近年マンションでも上階ではなく、あえて1階に住む人も増えているそうです。

ペット可のマンションでしたら庭で軽い運動をすることも可能ですし、お子さんがいらっしゃる場合はビニールプール等の簡易的な遊び場として活用している方もいらっしゃいます。

また天気のいい日には庭で朝食をとる、というのも素敵ですよね!


また通常のベランダに比べて洗濯スペースの確保もできるため、シーツや布団などの大きい洗濯物も干すことが可能です。




 

 

 専用だけど共用部分 

専用庭はマンション暮らしでも自分専用のスペースでガーデニングを行うことができますが、あくまで共用部分です。

そのため何をしても良いわけではありません。

例えば専用庭を必要ないからといって勝手に駐車場にしてしまうようなことできません。

純粋に庭を楽しみたいと考えるのであれば戸建住宅の方が良いのでは?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし基本的にマンションは戸建の比べて立地の良いところに建ち、セキュリティ面も高い水準の物件が多いため、都心でガーデニング楽しみたい方等にとっては非常にメリットがあると思います。



 

 

いかがでしょうか。

マンションは上階ばかりが魅力的と言われますが、1階ならではの魅力も存在します。

特にコロナウイルスのように、なかなか外出できない状況のときに、自宅にいながら外出している気分を味わえる庭付きのマンションの価値が見直されています。

自分がどんな生活を望んでいるのかを考えた上で決めることが大前提です。

マンション暮らしでもガーデニングをしてみたい!

と考えていらっしゃる方は検討材料の一つとしてみるのも良いのではないでしょうか。



ご不明点などがありましたら、ご自身だけで悩まず、ぜひお気軽に弊社にご相談ください!


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