access_time2021年3月1日
土地を選ぶときのポイント
土地を選ぶときのポイント
■□■不動産のご購入やご売却に関するご相談はこちらから■□■
夢のマイホームをお考えの方がまずはじめに行うことが土地を探すことになります。
とは言いましても、いざ土地を探し始めようとした場合に、
何から行えばよいのか、どのように探せば良いか、全く検討がつかないものです。
今回はそんな土地のお探しにおいて、まずはじめに押さえておきたい大事なポイントについてお知らせします。
①建ぺい率と容積率
土地にはそれぞれ建てられる建物の大きさに制限があります。
建ぺい率とは「その土地に対して、どのくらいのスペースを建物を建てて良いスペースに使えるか」を定めたものとなります。
基本的には、1階として使える部分のスペース(=建築面積という)の上限値と考えてい頂くと良いかと思います。
また、容積率とは「その土地に対して、どのくらいの規模(延床面積)の建物が建てられるのか」を定めたものです。
2階建てでしたら1階+2階部分の床面積の合計=容積率、となります。
例えば、広さ80㎡の土地があるとして、次の2つの異なるエリアがあるとしましょう。
※ここでは高さ制限や道路幅員などは除き、建ぺい率と容積率のみ考慮しております。
A:建ぺい率50%、容積率100%
B:建ぺい率60%、容積率200%
→A:建築面積40㎡、延床面積80㎡
→B:建築面積48㎡、延床面積160㎡
となります。同じ土地の広さでも、その土地の上に建築できる建物の規模が全然違うことがおわかり頂けるかと思います。
では、Aの土地とBの土地の価格はどちらが高いでしょうか??
もちろん、同じ土地の広さでも、大きな建物が建てられるBの方が価値が高く、価格も高くなります!
このように建ぺい率と容積率を正しく理解することは、その土地の上にどのような建物を建てることができるかを知ることができますので、
土地をお探しする上で大事なポイントになります。
②高度地区
城南エリアでは、大半のエリアに高度地区が定められております。
主に、第一種高度地区、第二種高度地区、第三種高度地区に分類されます。
では、上記3種類の高度地区の違いは何かとうと、土地の上に建てる建物の高さの制限の厳しさが違うということになります。
ここでは詳細をお伝えしませんが、一般的には、
一種高度のエリアは2階建て、二種高度のエリアは3階建て(3階部分の屋根が斜めになる)、三種高度は3階建て、が建築できます。
あまり理解しないままお探しされる方の中には、「建ぺい率と容積率は申し分ないのに、思ったより建物の面積が小さくなった」
と残念がるお客様も多くいらっしゃいます。
実際には、道路に接している方角(接道間口)や、接している道路の幅(道路幅員)、斜線制限、土地の高低差など様々な要素から複合的に判断されるので、
全てが全てそういうわけではござません。
しかし、この高度地区の理解を深めることで、
建ぺい率と容積率同様に更地の上にどのような建物が建てられるかをイメージすることができるようになります。
③住みたい建物のイメージを確立しよう!
①②にて専門的なことをお伝えしましたが、①も②も理解した上で最終的に、
"お客様がどのような建物に住みたいか"が決まっていなければ、意味をなしません。
・庭がほしい
・車を2台おきたい
・3階建てより2階建てがよい。
・日当たりを重視するため南向きがよい。
・駅チカが良い。
・ルーフバルコニーが欲しい
などなど、建物に求めるものはお客様それぞれです。
また、全てを兼ね備えようとすると、どうしても予算が高くなります。
ですので、まずは新築戸建や中古戸建のように既に建築されている建物の内覧を繰り返すことで、ご自身の理想を決めることをオススメ致します。
最後に...
今回は土地探しの中でも入り口であり、かつ一部の話しかお伝えできておりません。
上記以外にも、
①災害リスク(ハザードマップ)はどうか
②地盤はどうか
③私道ってどうなの?
④整形地?旗竿地?
⑤建築条件付き土地ってなに?
⑥境界は大丈夫?
などなど、理解を深めていかなければならないことは多くございます。
どの内容もインターネットを通して調べて頂くことも可能ではございますが、非常に専門的な内容になる為、
信頼できる不動産会社を訪ねて頂き、ひとつひとつ理解することが理想の土地を見つけることなり、失敗しない土地選びになることでしょう。
株式会社バレッグスでは、注文住宅の建築もおこなっております。
弊社の一級建築士による動画解説もございますので、一度ご視聴下さい。
【YouTubeへのリンク】
https://www.youtube.com/channel/UCbukFW2ttkPBVsXWdLa4K9g/featured
ご相談はバレッグスまで。お待ちしております。