access_time2021年2月25日
中古リノベーションはもはや新築?
中古リノベーションはもはや新築?
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別のブログでは新築のメリットではないというお話をさせて頂きました。
新築とは法律で定められた「概念」にすぎず、購入時のメリットであって住みよさや性能の話ではないということでした。
中古の不動産の老朽化や劣化が目立つ内装は、マンション・一戸建てを問わずすべて刷新できます。
これが最近注目されている「 リノベーション 」と呼ばれるものです。
リノベーションにおいては、構造躯体は中古ですが身体に触れる可能性のある部分は全て新品です。
内装のデザインや設備・機能を施主のオーダーメイドで作ることができるリノベーションでは、
平均的な新築分譲住宅では望めないような高級な設備が手に入れられることも珍しくありません。
前回、「新築の価値は未入居である」と言いましたが、内装をすべて刷新した中古住宅は新築のメリットを得られるので、
もはや「新築」といえるのではないでしょうか?
全てのほぼ住宅でリノベーションが可能ということは、
逆に新築住宅を購入する際には「内装」ではなく「スケルトン」にこだわるべきでしょう。
スケルトンの性能を評価する視点としては、耐震性能と住宅性能表示制度や長期優良住宅をみましょう。
スケルトンの性能の中でも最も中心的なものは「耐震性能」であり、最も気になるポイントかと思います。
住宅の耐震性能を評価する最も大きな目安は、1981年の新耐震基準です。
正確には1981年の6月以降に建築確認申請を出した建物(新耐震)かそれ以前の建物(旧耐震)かで耐震性能の基準が異なるので、
建物の基本的な耐震性能を計る大きな目安になります。
肝心のスケルトン部分が10年前・20年前の建物と同じレベルの性能ならば、わざわざ新築を買う必要性は低いように思います。
新築だから性能がいいと決めつけることなく、客観的な基準を以って判断することをお勧めします。
【まとめ】
・住宅は「スケルトン」と「内装」で構成され、「内装はすべて刷新できる」
・新築だからと言って「スケルトン」の性能が必ずしも良いということではないので、客観的な基準を以って見定めることが重要
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